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しゃちょーブログvol.11:人間にできること、AIにできること ー お互いの“得意”をどう活かすか?
2025年05月27日
はじめに
こんにちは、しゃちょーです。一日に2度も記事を書くのは初めてです。と、前置きはさておき、
最近、AI(人工知能)という言葉を日常でもよく耳にするようになりました。スマートスピーカーや自動翻訳、チャットボットなど、私たちの身近なところにもAIが活躍しています。
では、AIと人間、どちらが“すごい”のでしょうか?
私はこう考えます。
今回は、電気工事をはじめとした現場の仕事を例に、「人間にしかできないこと」、「AIにしかできないこと」、そしてこれからの付き合い方について、私なりに感じていることを書いてみます。
1. 人間にできるがAIにはできないこと
🔹 現場での“空気を読む力”
- 「この段取り、今は先にこっちをやった方がいいな」
- 「新人がちょっと疲れてそうだから、声をかけよう」
こうした判断は、目に見えない“人の気配”や“状況の変化”を感じ取れる、人間ならではの感覚です。
🔹 信頼をつくるコミュニケーション
- 挨拶のタイミング
- 労いのひと言
- 困っている仲間への気遣い
AIがどれだけ進化しても、「気持ちの通う関係」は人と人との間でしか築けません。
🔹 臨機応変な判断・柔軟な対応
- 天候や材料の遅れ、設計変更など「予定外」は現場に付きもの。
- その場で全体を見て段取りを調整できるのは、経験と勘のある人間だからこそです。
2. AIにできるが人間にはできないこと
🔸 膨大な情報を一瞬で処理する
- 図面データの比較、工程管理の自動化などは、AIの得意分野です。
- 例えば、何百枚もの施工写真から危険箇所を抽出するなど、人間では何時間もかかる作業をAIは一瞬でこなします。
🔸 24時間休まず動き続ける
- AIは疲れません。休憩も文句も言いません。人間が「疲れた…」という夜中でも、データ処理や監視を続けることができます。
🔸 感情に左右されない判断
- 人間は焦りや不安でミスをすることがありますが、AIは常に冷静です。
- 危険予知や不具合の検知など、感情を挟まない正確な判断が求められる場面では強みがあります。
3. これからの働き方は「共存」
AIができることと、人間ができること。
どちらも優れていて、どちらも欠かせません。
たとえば、
- AIに工程表を組ませて、作業の調整は人間が現場で判断する
- 安全チェックはAIに任せて、仲間の様子を見るのは人間がやる
そんな**「役割分担」**が、これからの現場ではもっと増えていくはずです。
技術に頼るところは頼り、人間がやるべきところに集中できる。
それが、より安全で効率のいい現場づくりにつながっていくと私は信じています。
まとめ
人間とAI、それぞれに「できること」「できないこと」があります。
大事なのは、「どちらが優れているか」ではなく、“お互いの強みをどう活かすか” です。
🔹 人間にしかできないこと:空気を読む、信頼を築く、柔軟に対応する
🔸 AIにしかできないこと:大量データ処理、無限の稼働、ブレない判断
サクラ電気では、AIや新しい技術を取り入れながらも、“人の力”を何より大切にしています。
「現場で人として成長したい」「AIの時代でも、必要とされる人になりたい」と思っている方は、ぜひ問い合わせフォームからご連絡ください。
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